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手をかけたものへの愛着

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左官職人として世界的に有名な久住有生さんに取材をして
ものづくりについて語っていただいたときの記事です。
ご本人が手がけられた、『六本木農園』での取材・撮影でした。

お父様の久住彰さんも非常に有名な左官職人で
私は学生時代に久住彰さんの記事を読んで影響を受け、
その後、自宅の壁のほとんどを自分の手で珪藻土で仕上げたことがあって、
久住有生さんにお会いできる取材は、とても嬉しい時間でした。

自分の家の壁を珪藻土で仕上げるとき、
どんな土が良いのか調べ、道具を揃えて、養生をして
水を加えて練り、できた土を鏝で壁に塗り付ける...
どれも本当に楽しい時間でした。

そんな、自分の手で塗った愛着のある壁ですが
柔らかい土でできているので、すぐにキズがついてしまいます。
キズがついた、そのときに感じたのは、
意外なことに、ショックではありませんでした。
ついたキズに対する愛おしさに近い感覚でした。

長い間使い続け、味が出てきて、さらに愛着がわいていく...
その一つの過程だと思えたのです。

2013年4月 5日

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